今回の勉強会は、言語聴覚士より「やさしい誤嚥・肺炎予防」という内容でした。
食事の時にむせる、食べづらいという症状だけでなく、微熱がたびたび出る、声質が変わってガラガラになる、なども、嚥下障害の可能性があるそうです。
どの様に飲み込むのか、そして嚥下障害、誤嚥性肺炎について学びました。
誤嚥性肺炎は、食べられる人だけでなく、胃婁の人にもリスクがあり、飲み込む機能や咳をする力が弱くなると口腔の細菌、食べかす、逆流した胃液などが誤って気管に入ることで引き起こされます。
防止するために、
食事摂取時の姿勢を整える、その方に適した食事の形態にする、水分はとろみを調整するといった食事の内容の検討、
何を食べるかお伝えする、同じ目線で介助する等、安全な食事介助の方法、
そして、食後すぐに横にならないことや口腔ケアの大切さについて、
ということを行う必要があります。
また食前体操や日頃からの運動、またおしゃべりや歌を歌うといった日常生活も大事なリハビリになるので、日々の暮らしをどのように過ごしていただくのかも考えていかなくてはいけません。
今回学んだことを活かし、より良いケアを行えるように努めてまいります。